福島医薬品関連産業支援拠点化事業

開発中の薬剤と上市品との比較(毒性評価)

上市品(薬剤B)が最も変化が少なく、臨床試験で副作用のために開発中止となった薬剤(薬剤C)が最も変化が大きかった
  • 過去に臨床試験で重篤な副作用が出たため開発中止となった薬剤(薬剤C)に代わる薬剤候補品(薬剤D)の毒性を評価して欲しいという要望がありました。また、評価する際に、その類縁体(薬剤A)および類似の薬剤(上市品)で副作用が少ないことが分かっている薬剤(薬剤B)と比較して欲しいという要望がありました。
  • 薬剤A~Dをそれぞれラットに投与し、臨床試験で重篤な副作用が報告された臓器において発現変動している遺伝子群を抽出しました。
  • その結果、臨床試験で重篤な副作用が報告された薬剤Cが最も発現変動のレベルが大きく、上市品である薬剤Bが最も小さいことが判明いたしました。
  • この結果は、この遺伝子群の発現変動レベルを指標として薬剤の選択または開発をすることで、副作用のリスクを予測できる可能性があることを示唆するものと考えております。

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